生ゴミ処理で問題になることと言えば、臭い・水分・虫の発生などがありますね。
これらの問題を解消して、毎回の生ゴミ処理をストレスなく捨てられる方法をまとめてみました。
これからの暑い季節、「生ゴミ処理は本当に嫌だ」と思っている方は、ぜひ読んでみてください。
臭い・水分・虫の問題を全て解決する生ゴミ処理方法その1:「生ゴミ処理日まで冷凍保管」
まず一番最初にご紹介するのが、生ゴミを捨てる日まで冷凍しておくという方法です。
やり方は簡単で、1日に出た生ゴミを燃やしてもOKな袋に入れておき、口を塞いで冷凍庫に入れます。
そして、生ゴミの日になったら冷凍のまま捨てるだけ!
この方法だと、捨てる時に臭いの心配もないですし、水分がどこかから漏れてくることもありません。
また、冷凍庫は温度が低いので虫が発生することもなく楽に捨てられます。
臭い・水分・虫の問題を全て解決する生ゴミ処理方法その2:「袋の中に入れて捨てる」
生ゴミの水分がほとんどない時には、生ゴミとして捨てられる袋の中に生ゴミを入れて処分するという方法もあります。
こちらは、ただ袋の中に入れるだけなので「冷凍庫に入れておいたけど、生ゴミ当日に捨てるのを忘れてしまった!」というトラブルを防ぐというメリットがあります。
暑い夏は、いくら冷凍庫保管と言えども捨て忘れるのは気分の良いものではありませんからね。
「捨て忘れは絶対になくしたい」という人なら、袋に入れてポイッと捨てた方が気が楽かもしれません。
臭い・水分・虫の問題を全て解決する生ゴミ処理方法その3「生ゴミ処理機を使う」
生ゴミ処理機は、肥料にできるものから乾燥して生ゴミの水分を飛ばしてしまうものなど、色々な種類があります。
ただ、虫の発生を防ぎたいということならば、おすすめは生ゴミを乾燥させるタイプがおすすめ。
ダストボックスのような肥料にできる生ゴミ処理機でお庭に置いておくと、ウジ虫が湧くことがあるため「衛生的ではない」と感じてしまうかもしれません。
臭い・水分・虫の問題を全て解決する生ゴミ処理方法その4:「牛乳パックで捨てる」
牛乳パックは再利用するという人も多いですが、生ゴミ処理にも大活躍するアイテムだということをご存じでしょうか?
牛乳パックの内側は水分が漏れていかないようになっているので、生ゴミを入れて処分するのに向いています。
また、牛乳が出てくる部分の口をその都度塞げば、嫌な臭いに悩まされることもありません。
一番オススメの方法はどれ?
生ゴミの処理方法は色々ありますが、どれが一番オススメなのか?
結論から言うと、生ゴミ処理機で乾燥させて処理するのが一番おすすめです。
「生ゴミ処理機って高いから買えない」と思う人もいるかもしれませんが、多くの自治体では地球環境のために生ゴミ処理機を購入する際は補助金が出ることが多いです。
だから、購入を検討する時には自分の住んでいる所はどの程度補助が出るのかチェックしてみるといいですね。
日本はゴミを燃やす量が世界一!
実は、日本は他に国に比べてゴミを燃やす量がとても多く、世界一多くのゴミを燃やしていることが分かっています。
アメリカよりも多く燃やしていると思うと、いかに私たちがゴミを平気で出してしまっているか反省してしまいますね…
どうして日本はこんなにも多くのゴミを燃やしているのかというと、2つの理由があります。
- 長く最終処分場を使いたいから
- 悪臭などの衛生環境を保ちたいから
生ゴミを放置しておくと、処分場がすぐに埋まってしまったり衛生的に悪くなります。
これではイメージが良くないということもあるのか?「どんどん燃やしてしまえ!」というのが日本の現状のようですね。
生ゴミは水分を燃やしているようなもの
そして、家庭から出る生ゴミは80%が水分だと言われています。
つまり、ゴミを燃やしているというよりは水分を燃やしているようなもの。
水分を燃やしてしまうと、環境が更に悪くなるのです。
水分が多いと環境に悪影響がある理由は、水分が多い生ゴミを燃やそうとすると温度が低下するためです。
低温で生ゴミを燃やすと、ダイオキシンという環境に良くない成分が排出されてしまうため、結果として私たちの健康を害してしまいます。
生ゴミは水分をなくせば1/10に!
生ゴミは、水分をなくして状態にすれば1/10の量にすることが可能です。
でも、ベランダやお庭で生ゴミを放置して乾かしていたら、風で飛ばされたり虫が湧いたり鳥が食べに来たりして、近所の人の迷惑につながる危険がありますね。
そこで生ゴミ処理機で乾燥させてしまえば、スイッチ一つで生ゴミの水分を飛ばすことができるため環境も守られやすくなるのです。
まとめ
生ゴミを処理する時には、冷凍して処分したり袋や牛乳パックを利用するなど色々な方法があります。
その中でも、一番おすすめする処分方法は生ゴミ処理機を活用することでした。
生ゴミ処理機を活用すれば、地球環境を守れるのでぜひ購入を検討してみるといいですね!
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